百済寺田原本自体マイナーなところで、この辺りを歩こうなんてちょっと通(ツウ)というか、マニアというか。どうでもいい人にとっては本当にどうでもいいところなのかもしれませんが、好きな人にとってはちょっとたまらないところでもあります。 特に、百済寺まで歩こうなんて物好きは滅多にいないのでしょうね。 なんせ、交通の便が悪い悪い…。 でも、そんな百済寺まで歩いて行ったのは私たちの中ではちょっとした自慢なんです。 家族には笑われるというか呆れられているのですが(笑) さて足が棒のようになった頃、ついに百済寺が見えてきました。 農村地帯の中にある(真言宗)百済寺の三重塔(国重文)は 鎌倉時代中期の建築で、遠くからでも綺麗な姿を見せてくれます 。 本尊;毘沙門天像です。本堂は大織冠たいしょくかんと呼ばれ、談山神社の本殿を移築したものです。 聖徳太子が創建した熊凝精舎を継いで、舒明天皇が639(舒明天皇11)年に百済大寺を創建したと伝えられています。 現在は、百済神社(春日若宮神社)の境内地に建ち 弘法大師が掘られたと伝えられる「梵字池」が残ります。 『日本書紀』舒明天皇11年(639)七月の条に 「詔して曰く、今年大宮及大寺を作らむ。百済川の側を以て宮処と為す。是を以て、西の民は宮を造り、東の民は寺を作る。即ち書直県ふみのあたいのあがたを以て大匠おおたくみと為す。」 馬見ヶ丘からここまで歩いて一時間くらいかかりました。 このあたりはJRと近鉄のちょうど間くらいになり、バスもなく交通機関が全くないのです。 ここから、松塚駅まで歩きます。 たぶん一時間以上かかるでしょう。 もうすでに足は棒のようです。 でも、念願の百済寺に来ることが出来たので本当に良かった。 ここからは気合いを入れて頑張って歩きました。 ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|